記憶を守る会は、記憶の効果的継承手法として、マスメディアでは語り尽くせない個々のライフストーリーに着目し、その土地に宿った「意味」の語り継ぎに期待をかけました。一つの町を巡る、多様な記憶を想起させ、保存し、何百年も先の世代にふるさと浪江がいきつづけますように。
記憶を守る会は、離散した町民が浪江に宿り、ふるさとへのアクセスを可能し、心のよりどころとなる次世代のアーカイブを提案します。ふるさとをより身近に感じることで、日々の生活に一筋の光が芽生える事をこのプロジェクトは願っています。
ふるさとの記憶
浪江町について
福島県浪江町は、東日本大震災に伴う大津波によって、壊滅的な被害を受けた請戸地区をはじめ、同時に発生した福島第一原発事故により避難区域に指定され、約2万人の全町民は県内外の各地に分散して避難生活を送っています。故郷を突然奪われ、避難を余儀なくされた彼らの喪失感は計り知れません。
守る会エコバック
Designed by AND.
2015年10月1日のmemorytalk試作公開アプリ@浪江高校ワークショップの際にお披露目致しました。浪江の地図をかたどったデザインです。「私は泣いた、笑った、けんかした、夢見た、恋をした。孫の為に新しい物語をつくっていく」by 浪江の記憶を守る会